■ インプラントってなに?
インプラント(歯科インプラント)は「人工歯根」といわれています。
歯を失った場合に、顎の骨にインプラントを埋めてその上に歯を被せる、または入れ歯の支えにするなどといった治療を行います。
■ インプラントの利点
・周囲の歯を削らずに治療ができる
・周囲の歯の負担を減らすことができる
・骨が痩せるのを予防できる
■ インプラントの欠点
・自由診療のため費用がかかる
・重度の全身疾患や、骨の状態によっては治療ができないことがある
・治療後のメインテナンスが悪いと、炎症を起こしてインプラントが抜けてしまうことがある
■インプラント治療の流れ
STEP1:検査と治療計画
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の状態により治療法には様々な選択肢があります。
お口の中の診察はもちろん、顎の模型の作成やレントゲンやCTを用いて治療方針を決めていきます。
STEP2:一次手術
歯茎を切開して顎の骨を削り、インプラントを埋め込みます。骨を削るというと怖いイメージかもしれませんが、麻酔を使用しますのでほとんど痛みを感じることはありません。
STEP3:治癒期間
インプラントが顎の骨としっかり結合するまで約2~6か月待ちます。
STEP4:二次手術
埋めていたインプンラントの頭を露出させて土台が入る状態にします。
STEP5:人工の歯を装着
歯茎が治った時点で型を取り、上部構造(人工の歯)を作ります。この上部構造は、様々な素材のものがありますのでよく相談して決めましょう。
■ 当院のインプラント治療の費用
インプラント1本:30万円
(手術費用:20万円 被せ物:10万円)
↑※被せ物の種類によって費用が変わります。
■ 当院で使用しているインプラント
当院では20年前からストローマンインプラントを使用しています。
ストローマンインプラントを使用する理由としては、
①手術後の長期にわたる安定性が多くの研究により報告されている
2012年にスイスのベルン大学教授であるD.Buserは511本のストローマンインプラントの10年生存率が98,8%という高い水準であったと報告しています。
②ストローマン社の徹底した学術主義
発表されるデータは、非営利団体 ITI学会というインプラントの権威ある学会から提出されているということです。ストローマン社にとって有利とか不利だとか関係ない、使っている歯科医師たちの中立のデータが豊富なのです。比べて他社のデータはメーカー側から提出されたもので、商業的都合も考えられます。
③実績がある
ストローマンは現在、世界シェアNO.1であり、50年以上にわたるインプラント研究の積み重ねがあり、インプラント歯科学のグローバルリーダーとしての実績は申し分ないと思います。